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2012年6月25日 (月)

【映画】「東京無印女子物語」

「東京無印女子物語」

 地方から東京に出てきた3人の女性を主人公とした2話のオムニバス形式。1話目は、のろまの「のろ」というあだ名の女の子。就職活動中だが、東京のせわしないページについていけず、焦りが募るばかり。しかし、画家志望の同棲相手を見ながら、ゆっくりはゆっくりなりの生き方もある、それを許容するのも東京だよなあ、思い返す。2話目は、仕事にバリバリ打ち込む女性。同居しているフリーター女子のあっけらかんとした自由さに妬み混じりの羨ましさを感じるが、彼女は彼女なりに葛藤を抱えていた、という話。

 まあ、ありがちな話かな。ストーリーよりも、東京のさり気ない町並みを背景とした映像を見るのが私は好き。登場人物の心情と呼応するような映像に仕上がっていたら満足するので、その点では悪くなかった。エピローグの、早朝の電車内で朝日に照らされた少女のたたずまいとか、屋上から街を見渡す清々しさとか、そういったシーンは気に入った。

 それにしても、映画のコンセプトとしては、主人公の女の子たちに共感するような20~30代くらいの女性がターゲットだと思うのだが、観に来ていたのは(私も含めて)ほとんど男ばかりだったぞ(笑)

 大九明子監督の作品では、新垣結衣主演の「恋するマドリ」というのも以前に観たことがあった。これもストーリーは忘れたけど、町並みや部屋の生活感あるたたずまいをきれいに映像に収めていたところは印象に残っている。

【データ】
監督:大九明子
2012年/97分
(2012年6月22日レイトショー、ヒューマントラストシネマ渋谷にて)

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