河内信幸編『グローバル・クライシス──世界化する社会的危機』
河内信幸編『グローバル・クライシス──世界化する社会的危機』(風媒社、2011年)
執筆者の一人である友人からいただいた本です。執筆者各自の研究関心による視点から現代の国際社会における問題点を見通す内容になっています。ちゃんと読んでからコメントしようと思っていたのですが、なかなか全部を読み通す時間がとれず(すみません)、とりあえず目次を以下に掲げておきます。
序章「グローバル・クライシス:危機の広がりと連鎖」(河内信幸)
第1章「地球的軍縮措置の現状と課題:非核(兵器)地帯の構成要素の変容を通して」(福島崇弘)
第2章「アフリカ地域機構への主要国による協力支援」(滝澤美佐子)
第3章「現代テロリズム研究の展望」(福田州平)
第4章「オバマ政権と「グリーン・ニューディール」(河内信幸)
第5章「台頭する中国と日米中関係」(三船恵美)
第6章「日本の安全保障」(加藤謙一)
第7章「アメリカ政治とネオコンのリンケージ」(河内信幸)
第8章「オバマ演説の情と理」(三浦陽一)
第9章「ソ連の溶解、ロシアの迷走:体験的グローバリゼーション考」(高山智)
| 固定リンク
「国際関係論・海外事情」カテゴリの記事
- ジェームズ・ファーガソン『反政治機械──レソトにおける「開発」・脱政治化・官僚支配』(2021.09.15)
- 【メモ】荒野泰典『近世日本と東アジア』(2020.04.26)
- D・コーエン/戸谷由麻『東京裁判「神話」の解体──パル、レーリンク、ウェブ三判事の相克』(2019.02.06)
- 下斗米伸夫『プーチンはアジアをめざす──激変する国際政治』(2014.12.14)
- 最近読んだ台湾の中文書3冊(2014.12.14)
コメント