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2011年1月 8日 (土)

台北旅行メモ1

◆1月1日(土)
・9:40成田国際空港発のチャイナエアラインCI107便で、桃園国際空港には現地時間12:30頃到着。ほとんど空に近いスーツケースは機内に持ち込んだので荷物待ちはなく、入国審査も混雑しておらず、スムーズに行動できた。台北車站行きバスもすぐ来たので、MRT忠孝敦化車站近くの宿泊先には14:30頃にチェックイン。台北は小雨が降りそうな曇りで肌寒い。人々はみんなオーバーやコートを着込んで重武装している。
・台北車站でMRTに乗りかえる際、窓口で悠遊卡を購入。MRTと台北市内発着のバスに使えるカードで、小銭を気にせず乗り降りできるから便利だ。購入金額は500元で、うち100元はデポジット。自動券売機横の加値機でチャージできる。
・荷物を置いて、順益台湾原住民博物館へ行くことにする。ホテル前にいたタクシーの運転手さんに行先を告げたところ、ブツブツ言いながら考え込んでしまった。要するに、どのルートを使っても渋滞するぞ、ということらしい。それでMRTを使うことにした。
・MRT士林車站で下車、タクシーを拾って順益台湾原住民博物館まで15分ほど。観光バスが頻繁に発着して観光客がウヨウヨしている故宮博物院の前を通り過ぎてすぐのところ。
・順益台湾原住民博物館は順益関係企業という私企業が1994年に設立した博物館らしい。地下も含めて4フロア、民族学的資料を通して台湾における原住民について理解を深める趣旨の展示で構成されている。地下1階では原住民の神話を題材としたアニメーションも上映されており、日本語字幕付きの回もある。故宮博物院とは違ってこちらには参観者がほとんどおらずガラガラ、非常に快適だ。地上1階玄関ホール脇の売店で原住民に関する本を何冊か購入した。
・道路を挟んで向かい側には原住民をモチーフとした彫像なども並ぶ公園が広がっており、そこを少しぶらついてから、故宮博物院前でバスに乗ってMRT士林車站へ。MRT淡水線、板南線と乗り継いで忠孝敦化車站で下車。宿舎へ戻る前に、鼎泰豊に行って早めの夕飯。すでに混雑し始めていた。
・先ほど購入した本をいったん宿舎に置いてから再び外出。MRTに乗り、龍山寺に行って初詣。再びMRTに乗り、市政府車站で下車、誠品書店信義旗艦店へ。前回来たときにはMRTの駅から直結する地下道が工事中だったが、ショッピングモールが完成してにぎわっていた。誠品書店で夜の時間をしばらくつぶし、色々買い込んでから宿舎へ戻った。
・MRT駅の地下街などを歩いていると、「挪威的森林」(ノルウェイの森)や「借物少女艾莉媞」(借り暮らしのアリエッティ)などのポスターを見かけるが、映画関連はやはりよく売れるのだろうか、書店のベストセラー棚でも外国文学では村上春樹《挪威的森林》がトップ、二番目に湊佳苗(かなえ)《告白》。村上春樹特集が組まれて台湾の作家が村上作品について論じた本も2点ほど新刊棚に積まれていたし、宮崎駿特集もあった。日本の現代小説の翻訳も相変わらず目立つ。たいていは日本語版と装幀が違うのだが、森見登美彦《春宵苦少、少女前進啊》(夜は短し、歩けよ乙女)は中村祐介のイラストをしっかり使っていた。やはりイメージがぴったりだからだろう。『もしドラ』はありそうで意外とない。翻訳権が高いのだろうか。湯浅誠『反貧困』の中文訳も新刊棚に積まれていた。美術書コーナーでは安藤忠雄のほか、『美術手帖 村上隆特集』の中文訳が目立った。日文書コーナーに行くと、坂本龍馬+福山雅治特集の棚があった。そういえば、誠品書店で簡体字コーナーを見かけないが、なくなってしまったのか?
・中華民国在台湾は慶祝建国百周年ということで、テレビをつけるとそういう趣旨の番組が目立った。一方、孫文の孫娘(孫科の娘)孫穗芬女史が来台中に交通事故に遭って入院したことが元旦早々のトップニュースだった。息子さんが見舞いへの感謝を英語でコメントしていたが、中国語しゃべれないのか?

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