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2010年8月22日 (日)

NHKスペシャル「灼熱アジア 第1回 タイ “脱日入亜”日本企業の試練」

NHKスペシャル「灼熱アジア 第1回 タイ “脱日入亜”日本企業の試練」

・中国、インドなどとFTAを結んだASEAN。とりわけタイは関税がないという条件ばかりでなく、人件費に比して高度な製造技術や品質という利点。ものづくりの優位性を奪われかねない日本の中小企業もタイへ進出。
・大田区の中小企業が集まって進出したオオタ・テクノパーク。その中の一企業・南武の事例。国境を越えたジャスト・イン・タイム→激しい顧客獲得競争の中、納期を気にしながら綱渡りの工場操業。
・タイ企業サミットに買収された群馬県の金型工場・オギワラの事例。自前の技術開発では時間がかかるので、日本人技術者をタイの工場へ呼び、技術指導。日本人技術者はあらかじめシミュレーションをするが、タイ人技術者は試行錯誤で進めるという職場文化の相違→組織改革に時間がかかる。日本人技術者は技術は目で見て盗めという考え方だが、タイ人技術者からはマニュアル的に教えて欲しいという要望。他方で、日本の工場ではリストラが進む。

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