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2009年12月30日 (水)

アンドレ・ブルトン『シュルレアリスム宣言』

アンドレ・ブルトン(巌谷國士訳)『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』(岩波文庫、1992年)から。

「未知のものを既知のものに、分類可能なものにひきもどそうとする始末におえない狂癖が、頭脳をたぶらかしているのだ。分析欲が感情にうちかっているのだ。」

「私たちはいまなお論理の支配下に生きている。」

「きっぱりいいきろう、不可思議はつねに美しい、どのような不可思議も美しい、それどころか不可思議のほかに美しいものはない。」

「自分が自分の本の著者であるとは思わない、なぜならこれはシュルレアリスムの産物としか考えられないもので、署名している者の才能の有無の問題などはすべて排除されているからだ。自分は自分の意見をはさまずにひとつの資料を写しとっただけなのであり、また、罪を問われている書物に対しては、すくなくとも裁判長とおなじくらい無縁なのである」。

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