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2009年5月14日 (木)

台湾旅行⑥ 5月某日 書店にて

・花蓮より台北に戻った夜は、誠品書店信義店へ行ってまた書棚をじっくり眺め、何冊か買い込んでから宿舎に戻った。
・宿舎に戻る途中、道端の露天商が女性用の靴を広げている横を通りかかったところ、たかっていた地元の女の子たちから「カワイイ!」と黄色い声が聞こえてきた。台湾のテレビのバラエティー番組を眺めていたら、説明的に話す際には「可愛=クーアイ」という発音が聴き取れたが、若い女の子のタレントが間投詞的に「カワイイ!」と叫ぶシーンも見かけた。中国語の「可愛=クーアイ」と日本語由来の「カワイイ」、それぞれシチュエーションに応じて使い分けられているのだろうか。
・翌朝、誠品書店敦南店へ行った。こちらは24時間営業、早朝だと時折居眠りしている客も見かける。ここでも何冊か買い込んだのだが、レジに行ったら、「アー・ユー・ジャパニーズ?」と英語で尋ねられた。えっ、なんでばれたの?(って、別にスパイじゃないからいいんだけど) 要するに、外国人が同一店で1,000元以上の買い物をした場合には免税の対象となるからパスポートを見せてください、とのこと。他の書店でも1,000元以上の買物を何度もしているが、日本人だとばれたことはない(って、いばるなよ)。私は中国語はよく聴き取れないが、レジの人から何か言われても、雰囲気から「袋に入れますか?」と言ってるんだなと分ったので、適当にうなずいていたら何となくその通りにやってくれていた。実は以前台北へ来たときにもこの誠品書店敦南店で、日本人ならパスポート見せてください、と英語で言われたことがあって、今回は二度目。なぜこの店でだけ日本人だとばれるんだろうか。いずれも口をきく前だから、中国語ができない→日本人観光客という判断ではないと思う。些細なことだが、不思議。
・今回の旅行中で買い込んだ本は以下の通り(中国語は苦手なのでちゃんと読むかどうかは分かりませんが)。
『蒋渭水全集』(上下、海峡学術出版社、2005年)
『林献堂先生年譜・追思録』(海峡学術出版社、2005年)
李筱峰『林茂生・陳炘和他們的時代』(玉山社、1996年)
『1930年代絶版臺語流行歌』(台北市政府文化局、2009年→当時の台北の都市風景の写真も掲載されているほか、CDつき。中国風、当時の日本の歌謡曲風など色々なメロディーが面白い。1930年代も後半になると、皇民化運動が始まっておおっぴらには台湾語で歌うことができなくなる)
唐徳剛『張学良口述歴史』(遠流出版、2009年)
薛仁明『胡蘭成・天地之始』(大雁文化、2009年→胡蘭成の評伝。なお、元妻であった張愛玲『小團圓』が新刊ベストセラーの一位のところに積んであった。中国語文化圏で張愛玲の人気はいまだに根強い)
唯色・王力雄『聴説西蔵』(大塊文化、2009年)
王力雄『天葬:西蔵之運命』(大塊文化、2009年→新装版のようだ)
唯色『鼠年雪獅子吼:2008年西蔵事件大事記』(允晨文化、2009年)
(※以上、チベット関連3冊は誠品書店やPAGE ONEの新刊平台にまとめて積まれていた)
王力雄『逓進民主』(大塊文化、2006年)
朱天文『最好的時光』(印刻出版、2008年→侯孝賢映画などのシナリオ集)
王柯・王智新『安倍晋三伝』(中央編訳出版社、2007年→これは大陸の簡体字本。誠品書店信義店の簡体字コーナーで購入。王柯といえば『東トルキスタン共和国研究』でサントリー学芸賞をとっているが、なんで安倍晋三なんだ? 話のネタ程度のつもりで買った)。
・他に、新刊棚に積んであった小説・評論・絵本など5冊を適当に購入。
・誠品書店信義店の台湾史の棚で『蒋渭水全集』を小脇に抱えながら何冊かパラパラ立ち読みしていたら、同じ棚を眺めていたおじさんから話しかけられた。繰り返すけど私は中国語の聴き取りはほとんどダメなので「対不起、我是日本人、我不懂中文…」と言ってやりすごしたのだが、じゃあ、お前はなんでそんなに熱心に本を探しているんだ?と怪訝に思われたろうな。はあ、中国語ちゃんと勉強しよ…。

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