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2008年12月 4日 (木)

番線!

…と聞いてピンとくる方、ギョーカイの方ですね。今の職場に入ったばかりのとき、「書店さんから注文があったらバンセンをメモしといてね」と言われ、そのバンセンなるものの正体も知らず、取りあえず言われた通りにしてました。久世番子『本棚からぼた餅』(新書館、2008年、非売品)でバンセンという呼び名の由来を初めて知った次第。

 著者→出版社→取次→書店・図書館、という本の動くサイクルを一通り知る上でとっかりとなる本としては次の2点がおすすめ。まず、佐野眞一『誰が本を殺すのか』(上下、新潮文庫、2004年)。出版・書店関係者で読んでない人はまずいないでしょう。もうひとつは、久世番子『暴れん坊本屋さん』(全3巻、新書館、2005~2006年)、『番線──本にまつわるエトセトラ』(新書館、2008年。ちなみに、『本棚からぼた餅』はこれを買った人だけ応募して入手できる。私は知人に借りて読みました)。“番線”なんてタイトル、この時点で読者を限定してます。内輪ネタ満載。マンガだからと言って侮れません。たとえば、取次のめんどくさいシステムとか面白おかしく説明してくれて勉強になります。本好きのみなさんも是非読んで、書店さんの苦労に感謝しましょう。

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